DCD-F109                                                                                                  

 
      DENONのDCD−F109
CDプレーヤーはW250 ×H82× D257mm重量2.8Kgとコンパクトで狭い場所でも収まりが良いサイズです。
      ALPHAプロセッサーよりもバーブラウンPCM1796の方がメリハリの効いた音で好感が持てます。

       しかし価格comの評判では電源部の発熱が問題のようです。 実際に稼働させてみると異常な熱さに驚き、熱対策を施しました。
   改造行為なので自己責任で行う必要があります。 


                     <最終姿・前面>DCD-F109前面


                       <最終姿・背面>

 

 



 

  昔のIntel850のMBのMCH用フィンに2箇所穴を開け
  7808ー12Aの既存放熱器の天にΦ2mmのタップ切りをし
  グリスを塗ってネジ止めで固定しました。

  同じく発熱するKIA1117Bは202用の放熱器を加工し取り付けています。

  結果、高熱処理は出来ましたが天蓋は閉まらなくなり、
  オープン仕様のCDプレーヤーで使うことになりました。
  ・・・・・これでも排熱は十分ではなく、下記の背面強制冷却方式に作り変えました。




 

 

 

 
 下の放熱器に背面板に外側から取り付け引き出した7808Aを固定し、1117Bも移動。
 他の三端子にもアルミ板を取り付け済。
 Pemtium4のCPU放熱器を使い寸法合わせして切断。(ズッシリと重いアルミの固まりです。)



 PCM1796のチップ回りをオーディオ用のコンデンサーに入れ替え。低域が増加しました。
 





 



 

 
  室温30度で放熱器は40度位まで上昇。
  天板を閉じ密閉BOXになったので12cmファンを真夏日は稼働中。回転数800rpmです。

     DCD F109コンデンサー

 コンデンサーを外しました。2200uF、 3300uFの容量でも小さくコンパクトで安価な代物です。
 オーディオ用のコンデンサーは大き過ぎて基盤に収まらない箇所が多く通常品を入れ替えしました
 
 アナログ出力端子の基板取り付け部が脆くて
 コードを抜き差していると端子が浮き上がり断線しました。
 端子回りに1Φのワイヤをハンダ付けし補強しました。も少し強度を考えて欲しいものです。






  トレー開閉装置
                    トレーグリスアップ                        

トレーを開いたら電源コンセントを抜き、CDプレーヤーを裏返して
ギア部とスライド部にプラスチックグリスかシリコーングリスを綿棒で薄く塗布します。
トレーの両端が擦れるようだと薄く塗っても構いませんが グリスにホコリが吸着されると
逆効果になります。また開閉装置のゴムベルトに付着すると滑るので注意が必要です。

通電状態だとCD読取装置からはレザー光線が放射されていますから目視すると危険です。
慎重に作業をして下さい。









    ホームに戻る